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いびきと口呼吸の関係|矯正治療で根本改善できる理由を歯科医が解説

2026年7月8日

夜、家族のいびきが気になる。お子さんが大きないびきをかいていて心配。そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

いびきは、単なる寝ているときの音の問題ではなく、口呼吸と深く関わっており、放置すると健康や成長に影響を及ぼすことがあります。特にお子さんのいびきは、成長を妨げるサインである可能性もあり、注意が必要です。

そして、いびきや口呼吸は、耳鼻科的なアプローチだけでなく、歯科の矯正治療によって根本的に改善できる場合があります。この記事では、札幌市西区の「みかみ歯科医院」が、いびきと口呼吸の関係、そして矯正治療による根本改善について、歯科医師の目線から詳しく解説します。

いびきはなぜ起こる?そのメカニズム

まずは、いびきがどのようにして起こるのか、そのメカニズムを理解しておきましょう。

気道が狭くなり粘膜が振動して音が出る

いびきのメカニズムは、寝ているときに気道が狭くなると、呼吸する際に空気が通りづらくなり、その際に粘膜が振動して音が発生するというものです。

つまり、狭い通り道を無理やり空気が通ることで、音が発生するのです。気道が広く保たれていれば、空気はスムーズに通り、いびきは起こりません。しかし、何らかの原因で気道が狭くなると、そこを通る空気が粘膜を振動させ、あの独特のいびきの音が生まれます。

飲酒でいびきをかく理由

普段はいびきをかかない方でも、お酒を飲むといびきをかいてしまうことがあります。

これは、飲酒のせいで、のどの筋肉が弛緩したり、舌が後方に沈下しやすくなることで、気道が狭くなり、いびきをかきやすくなるためです。アルコールには筋肉を緩める作用があるため、のどや舌を支える筋肉が緩み、気道がふさがれやすくなるのです。

加齢でいびきが大きくなる理由

年齢とともにいびきがうるさくなってしまうのは、いくつかの要因があります。

首周りの脂肪が増えてしまったり、筋力が全体的に衰えてくることで、相対的にいびきもかきやすく、また音も大きくなります。加齢によって、気道を支える筋肉が弱くなり、脂肪がついて気道が圧迫されやすくなるため、いびきが目立つようになるのです。

いびきと口呼吸の深い関係

いびきは、口呼吸と深く関わっています。その関係を見ていきましょう。

鼻詰まりが口呼吸を招く

鼻詰まりがひどい方は、お子さんでもいびきの音が大きめだったりします。

鼻が詰まっていると、鼻で呼吸することが難しくなり、自然と口で呼吸するようになります。鼻詰まりが原因で口呼吸をしているお子さんは、いびきをかいていることが多く、当然、熟睡できていません。

鼻詰まりの原因には、アレルギー性鼻炎や慢性的な鼻炎などがあり、これらが長期間続くと、口呼吸が習慣化してしまいます。

口呼吸が気道を狭くする悪循環

口呼吸をしていると、舌が本来あるべき位置から下がってしまいます。

舌の正しい位置は、上あごの裏側にありますが、口呼吸では舌が下に落ちてしまいます。舌が下に落ちると、気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。さらに、気道が狭いと呼吸がしづらくなり、より口呼吸に頼るという悪循環に陥ります。

このように、口呼吸といびきは、お互いに影響し合いながら悪化していくのです。

口呼吸のサイン(唇の乾燥・荒れ・皮剥け)

自分やお子さんが口呼吸をしているかどうかは、いくつかのサインで見分けることができます。

分かりやすいのが、お口ぽかんと口が開いている状態です。それに加えて、唇が乾く、唇が荒れやすい、いつも皮剥けしているというのも、口呼吸のサインです。

口呼吸をしていると、常に口が開いているため、唇が乾燥しやすくなります。リップクリームを塗ってもすぐに荒れてしまう、いつも唇の皮が剥けているという場合は、口呼吸を疑ってみる必要があります。

子供のいびきは危険信号

特に注意していただきたいのが、お子さんのいびきです。

酔っぱらったお父さんのようないびきに注意

当院では、保護者の方に、お子さんなのに、酔っぱらったお父さんのような、怪獣のようないびきをしていませんか、と質問しています。

本来、お子さんは気道が柔らかく、いびきをかきにくいものです。それにもかかわらず、大人のような大きないびきをかいているということは、気道がかなり狭くなっている可能性があります。

お子さんが大きないびきをかいている場合は、注意深く様子を見てあげる必要があります。

隣の部屋に聞こえるいびきは要注意

いびきの中でも、隣の部屋に聞こえるようないびきは危険信号です。

それほど大きないびきは、気道が相当狭くなっている証拠であり、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が隠れている可能性もあります。お子さんのいびきが隣の部屋まで聞こえるようであれば、早めに専門家に相談することをおすすめします。

成長ホルモンの分泌が妨げられる

お子さんのいびきで最も心配なのが、成長への影響です。

いびきをかいているということは、熟睡できていないということです。熟睡できていないと、成長ホルモンが分泌されづらくなるので、本来の成長が阻害されているかもしれないのです。

成長ホルモンは、深い睡眠中に多く分泌されます。寝る子は育つといわれるように、質の良い睡眠は、お子さんの体や脳の成長発達にとって非常に大切です。いびきによって睡眠が浅くなっていると、お子さんが本来持っている成長の力が十分に発揮できなくなってしまう可能性があります。

鼻詰まりの程度を見極めることが大切

うちの子、お口ぽかんっていつもしてて、という保護者様も多くいらっしゃいます。口呼吸を改善するためには、鼻詰まりの程度を見極めることが大切です。

努力で改善できる口呼吸とできない口呼吸

鼻がつまっていないお子さんは、注意すれば口呼吸をやめられます。

しかし、本当に鼻詰まりがひどいと、本人の努力では口呼吸がなかなか改善できません。口を閉じようと意識しても、鼻で息ができなければ、どうしても口を開けて呼吸せざるを得ないからです。

つまり、口呼吸の改善方法は、鼻詰まりがあるかないか、その程度によって大きく変わってきます。

きちんと診てあげる必要性

お子さんの口呼吸がどの程度の問題なのかは、きちんと診てあげる必要があります。

単に注意すれば治る程度の口呼吸なのか、それとも鼻詰まりが原因で本人の努力では改善できない口呼吸なのかを、正しく見極めることが大切です。鼻詰まりがひどい場合は、その原因への対処と並行して、歯科的なアプローチも検討する必要があります。

いびき・口呼吸を矯正治療で根本改善

いびきや口呼吸は、歯科の矯正治療によって根本的に改善できる場合があります。ここが、当院が最もお伝えしたいポイントです。

歯列拡大で気道を広げる

いびきの根本原因は、気道が狭くなっていることです。この気道を広げるアプローチが、矯正治療で可能です。

歯列が狭く、顎が小さいお子さんは、口の中のスペースも狭く、舌が収まりにくくなっています。その結果、舌が下や後方に落ちて、気道を狭くしてしまいます。矯正治療で歯列を拡大すると、口の中のスペースが広がり、舌が正しい位置に収まりやすくなります。これにより、気道が確保され、いびきの改善が期待できます。

鼻腔を広げて鼻呼吸を促す(保田矯正)

当院で行っている保田矯正では、歯列を拡大することで、上あごの幅を広げます。上あごが広がると、その上にある鼻腔も広がります。

鼻腔が広がると、鼻の通りが良くなり、鼻呼吸がしやすくなります。これにより、鼻詰まりが原因の口呼吸が改善され、口呼吸から鼻呼吸への切り替えが促されます。鼻呼吸ができるようになると、いびきが軽減され、熟睡できるようになり、お子さんの成長にも良い影響を与えます。

保田矯正では、スケルトン拡大装置などの複数の装置を組み合わせて、お子さんの成長のペースに合わせた緩やかな拡大を行います。これにより、無理なく気道を広げ、鼻呼吸を促すことができます。

舌を正しい位置に導く

矯正治療と並行して、舌を正しい位置に導くMFT(口腔筋機能療法)を行うことも効果的です。

舌が正しい位置、つまり上あごの裏側に収まるようになると、気道が広く保たれ、いびきの改善につながります。舌の筋肉を鍛えることで、睡眠中に舌が後方に落ちるのを防ぎ、根本的な改善を目指します。

このように、歯科の矯正治療は、耳鼻科的なアプローチとは異なる角度から、いびきや口呼吸の根本的な原因である気道の狭さにアプローチすることができるのです。

まとめ:いびきと口呼吸は矯正治療で根本改善を目指せる

いびきは、寝ているときに気道が狭くなり、粘膜が振動して音が発生するものです。飲酒や加齢によっても起こりやすくなりますが、特に注意したいのが、口呼吸が原因のいびきです。

鼻詰まりが原因で口呼吸をしているお子さんは、いびきをかいていることが多く、熟睡できていません。熟睡できていないと成長ホルモンが分泌されづらくなり、本来の成長が阻害されている可能性があります。酔っぱらったお父さんのような、隣の部屋に聞こえる大きないびきは、危険信号です。

いびきや口呼吸は、歯科の矯正治療によって根本的に改善できる場合があります。札幌市西区の「みかみ歯科医院」では、保田矯正による歯列拡大で気道を広げ、鼻腔を広げて鼻呼吸を促すことで、いびきや口呼吸の根本改善を目指しています。お子さんのいびきや口呼吸が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q1: いびきと口呼吸にはどんな関係がありますか?

いびきと口呼吸は、深く関わっています。いびきは、寝ているときに気道が狭くなり、空気が通る際に粘膜が振動して音が発生するものです。口呼吸をしていると、舌が本来あるべき位置から下がってしまい、気道が狭くなるため、いびきをかきやすくなります。また、鼻詰まりが原因で口呼吸をしている場合、鼻の通りが悪いことも気道の狭さにつながります。口呼吸といびきは、お互いに影響し合いながら悪化していく悪循環の関係にあります。そのため、いびきを根本的に改善するには、口呼吸そのものを改善することが重要です。

Q2: 子供のいびきは放置しても大丈夫ですか?

お子さんのいびきは、放置せず注意深く様子を見てあげることをおすすめします。本来、お子さんは気道が柔らかく、いびきをかきにくいものです。それにもかかわらず、酔っぱらったお父さんのような、怪獣のような大きないびきをかいている場合は、気道がかなり狭くなっている可能性があります。特に、隣の部屋に聞こえるようないびきは危険信号です。いびきをかいているということは、熟睡できていないということであり、熟睡できていないと成長ホルモンが分泌されづらくなります。その結果、お子さんの本来の成長が阻害されているかもしれません。お子さんのいびきが気になる場合は、早めに専門家に相談しましょう。

Q3: 口呼吸をしているかどうか、どうやって見分けますか?

口呼吸のサインには、いくつかのものがあります。最も分かりやすいのが、お口ぽかんと口が開いている状態です。テレビを見ているときや、ぼんやりしているときに口が半開きになっていないか観察してみてください。また、唇が乾く、唇が荒れやすい、いつも皮剥けしているというのも、口呼吸のサインです。口呼吸をしていると常に口が開いているため、唇が乾燥しやすくなります。さらに、いびきをかいている、鼻がつまっている、くちゃくちゃ音を立てて食べるといった特徴も口呼吸のサインです。これらに複数当てはまる場合は、口呼吸をしている可能性が高いため、一度歯科医院で診てもらうことをおすすめします。

Q4: 鼻詰まりがひどい場合、口呼吸は治せますか?

鼻がつまっていないお子さんは、注意すれば口呼吸をやめられますが、本当に鼻詰まりがひどいと、本人の努力では口呼吸がなかなか改善できません。口を閉じようと意識しても、鼻で息ができなければ、どうしても口を開けて呼吸せざるを得ないからです。そのため、まずは鼻詰まりがどの程度の問題なのかをきちんと見極めることが大切です。当院で行っている保田矯正では、歯列を拡大することで上あごを広げ、その上にある鼻腔も広げることで、鼻の通りを良くし、鼻呼吸を促します。このように、歯科的なアプローチによって、鼻詰まりが原因の口呼吸を根本から改善できる場合があります。

Q5: いびきや口呼吸は矯正治療で治りますか?

いびきや口呼吸は、歯科の矯正治療によって根本的に改善できる場合があります。いびきの根本原因は、気道が狭くなっていることです。歯列が狭く顎が小さいと、口の中のスペースが狭く、舌が下や後方に落ちて気道を狭くしてしまいます。矯正治療で歯列を拡大すると、口の中のスペースが広がり、舌が正しい位置に収まりやすくなり、気道が確保されます。当院の保田矯正では、歯列拡大によって上あごを広げ、その上にある鼻腔も広げることで、鼻呼吸を促します。これにより、口呼吸が改善され、いびきの軽減が期待できます。さらに、MFT(口腔筋機能療法)で舌を正しい位置に導くことで、より根本的な改善を目指します。耳鼻科的なアプローチとは異なる角度から、気道の狭さにアプローチできるのが、歯科矯正の特徴です。

【院長コメント】

いびきは体からのサイン。矯正で根本改善を目指しましょう

いびきは、単なる寝ているときの音ではなく、気道が狭くなっているという体からのサインです。特にお子さんのいびきは、成長に関わる重要な問題を含んでいることがあります。

当院では、保護者の方に、お子さんなのに、酔っぱらったお父さんのような、怪獣のようないびきをしていませんか、とよくお聞きします。お子さんが大きないびきをかいているということは、気道がかなり狭くなっている証拠です。そして、いびきによって熟睡できていないと、成長ホルモンの分泌が妨げられ、本来の成長が阻害されている可能性があるのです。

いびきや口呼吸というと、耳鼻科の領域だと思われがちですが、実は歯科の矯正治療によって根本的に改善できる場合が多くあります。当院で行っている保田矯正では、歯列を拡大することで気道を広げ、上あごを広げることで鼻腔も広げ、鼻呼吸を促します。これにより、

【監修】
みかみ歯科医院 院長 印藤 浩子
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